有料メルマガ購読申し込み

テレビ、ラジオ、Twitter、ニコニコ生放送、Ustream……。マスメディアからソーシャルメディアまで、新旧両メディアで縦横無尽に活動するジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介が、日々の取材活動を通じて見えてきた「現実の問題点」や、激変する「メディアの現場」を多角的な視点でレポートします。津田大介が現在構想している「政策にフォーカスした新しい政治ネットメディア」の制作過程なども随時お伝えしていく予定です。

■発行周期
毎月 第1〜第4金曜日
※GW、年末年始を除く
■発行形式
・テキストメール(niconicoブロマガ/夜間飛行/まぐまぐ)
・EPUB(夜間飛行/niconicoブロマガ)
・Kindle mobi(夜間飛行)
・ウェブ(タグマ!/Magalry)※スマホにも対応
■購読料
月額648円
※1配信あたり162円

「メディアの現場」は、以下のメルマガスタンドからご購読頂けます。

  • niconico
  • 夜間飛行
  • まぐまぐ
  • タグマ!

デジタル日記 2012年4月18日~4月24日(津田大介の「メディアの現場」vol.31より)

津田マガ記事


(※この記事は2012年4月25日に配信された記事です)

■4/18(水)■

●午前10時前に起床。10時からニコニコ超会議のもんじゅ君対談用打ち合わせ。

●仕事がどうにも終わらないため、13時からのミーティングに代役を立て、行ってもらう。

●15時40分にテレ朝入り。東浩紀さん(@hazuma)が司会を務める「ニュースの深層」に出演。

実はこういう報道系番組に初めて俺が出演したのは2010年1月26日が初めての経験なのだ(http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/50981275.html)。

テレビには今までニュース番組から取材されてVTRで出演したことはあったのだけど、メイクされて本格的に出演したのは2010年1月26日の昼に収録した「博士の異常な鼎談」が初。しかし、同日夜に上杉隆さん(@uesugitakashi)の「ニュースの深層」に生放送で出演したので、お茶の間にきちんとした形で登場してしゃべったのはこの番組が初ということになる。実はわずか2年ちょっと前のことだったりするわけですね。

●その意味で「ニュースの深層」は自分にとっても思い出深い番組。この番組で当たり前のように使われている「#shinso」は俺が出演したときに使ったもの。当時「#sinso」微妙なハッシュタグしかなく、番組としてもオフィシャルなものは用意してなかったので「これ、#shinsoで統一してやった方がいいですよ」とアドバイスし、自分も使った。

●「#shinsoハッシュタグはワシが育てた!」

たった2年間でNHK総合の全国放送ニュース番組でレギュラーやれるようになったわけだから下克上感あるね……。

●元々CS朝日ニュースターは朝日新聞の子会社だったのだが、この4月からテレビ朝日に売却され、テレ朝の一部門となった。買収に伴いスタッフは全員首を切られ、ニュースの深層は番組こそ継続したものの、キャスターも全交代となり、東さんや荻上チキくん、小田嶋隆さんなどがキャスターになった。

●東さんとテレビ番組で対談するというのは不思議な感覚。もちろん「あずまんのつだっち大好き」(http://genron.co.jp/azuma_tsuda/)のようなオフビートな漫才風トークではなく、至って真面目なトークに。政治メディアについていろいろ聞き出された。

●「あずまんのつだっち大好き」は本メルマガ購読に加えて東さんの「ゲンロン友の会」に入会している人だけが聴ける限定コンテンツ。今のところかなり面白いトークができているので、興味ある方はぜひゲンロン友の会にご入会を!(ステマ)
http://genron.co.jp/tomonokai/

●番組中「津田さんは政治家になるつもりはないんですか?」と聞かれて「まったくないですねー」と答え、番組は終了。オフトークで「いや、政治家になるより今僕メディア作った方ができることは多いじゃないすか」と話をしたら「だよねー」と。俺とか東さんがやっている活動が、あえて政治の表舞台に立つことなく、自分たちの活動のまま、影響を与えうる可能性を持ちつつある、それが見えてきているから東さんも俺も特に何の後ろ盾もない状態で、自分たちのメディアを武器にしようとしているわけでね。

●後ろ盾やスポンサーがないというのは本当に大変だけど、でも誰にも文句言わせないという点において、本当に独立した存在になれている。そして、うちの会社もゲンロンもメディアを作るということを旗印にして人をそれなりの給料で雇っている。これを俺らの年代もしくは俺ら以下の年代でやれている人間はほとんどいない。そのことが東さんと俺を言論界で特殊な立ち位置たらしめているのであり、政治とは無縁の価値判断で仕事が来ているわけだ。

●結果的に見れば俺は下積みを10年以上やってきたわけだけど、それで良かったんだと思う。なぜなら、下積みが長いと浮かれないで済むからだ。今のいろいろ呼ばれている状況がテレビ的な意味でも、コストパフォーマンス下げたい制作現場の判断という意味においてもバブル的状況であることは重々理解しているし、明日テレビやラジオのレギュラーがぽんとなくなってもいいように2010年の夏頃から準備を始めている。だから俺は明日ツイッターがなくなっても、レギュラーの全仕事がなくなっても、何ならメルマガスタンドがなくなっても食っていける自信はある。

●人間万事塞翁が馬という心持ちでいれば、焦らず、驕らずやっていける。そこだけは仕事を始めてからずっと変わっていないんじゃないかな

●とはいえ、今年に入ってから、諸般の理由により悩みは深くなっちゃったけどね!

●いろいろままならないものです。

●収録後、お茶の水の明治大学に。グリーンアクティブの会議に参加。いろいろな人と名刺交換。ネット広報のところでいろいろ頑張っていきたい。裏方としてね。

●渋谷に移動。ルノアールで今後のメルマガに関する秘密会合。

●会合終了後、NHKに。24時からNEWS WEB 24に出演。

今回は東京都の震災シミュレーションについて明治大学の中林教授がゲスト。できるだけ彼から話を具体的な引き出すことを心がけた。長くそこを引っ張りすぎたため、途中のニュースピックアップのコーナーが削られることに。

●時間配分についてはまだまだNEWS WEB 24は考えていかないといけないっぽい。

●この番組における自分の役割。最初はほかの曜日も見ていたけど、もう見ないようにして、自分のキャラクターで突き進むことを決めた。

●事務所に戻り、長めのミーティング電話。一向に仕事が終わらない。

■4/19(木)■

●午前11時に起床。六番町に向かう。

●12時六番町の自治労会館に到着。13時から自治労の情報推進研究会でソーシャルメディアについて講演。まさに『動員の革命』的な話をする。

それが有用な効果をもたらす可能性があるなら俺は民主党でも自民党でも社民党でも共産党でもどこでも呼ばれりゃ行くよ。実際今あげた4つの党はどこにも行ったしね。

●というか、みんなの党と公明党にはまだ呼ばれてないのな。

●あ、グリーンアクティブ(http://greenactive.org/)の方もお手伝いしているので、こっちもよろしくお願いしますね。

●政治の季節は2009年に来たというのが俺の認識なんだけど、2011年の東日本大震災でいろいろぐちゃぐちゃになった。季節は来ているのだけど、それを盛り上げていく仕組みがなかなかなかったので、動員の革命が起きている情報環境をどう政治につなげていくか、ということが今一番の自分の興味関心事であるわけです。はい。

●講演終了後、15時30分から大手町周辺で某新聞社の今後の紙面展開についてお偉いさんたちの相談に乗る。「こうした方がいいんじゃないか」という感じで、思うところをいろいろ言ったら「そのあたりは散々我々の中で議論し尽くしたことで、もう結論が出ている(キリッ」という感じだったので、じゃあ別にわざわざ俺呼ばなくてもいいじゃんと思いつつ、話をよくよく聞いてみると、新しく展開していく紙面で連載やらないか的な話だったので「いやー、今僕書いてる暇ないんでムリっす!(キリッ」とキリッ返しをしておいた。

●まあいいのだ。俺は別にコンサルになりたいわけではないし、責任が取れるわけでもない。中にいる人たちが自分たちの責任で、自分たちの考えでとことんまでやればいいと思う。だからオールドメディアの人たちは別に俺なんかの意見をわざわざ聞かなくてもいいんじゃないかな。意見を聞きたいのならそれはそれでいいんだけど、単に情報収集したいだけなら、本読んでくれと思う。そういうコミュニケーションコストを削減するために俺はあえて「書籍」というストック情報を金銭的にはあんま割に合わないけどやってる部分があるわけでね。

●なので、たぶんあんま今回のこの話は発展しない気がする。

●終了後、馬喰町のマジックルームに移動。17時からニコニコ超会議の番宣番組に出演。番宣番組なのに田原総一朗さん(@namatahara)、茂木健一郎さん(@kenichiromogi)と共演。小口絵理子さんが司会という豪華な番組に。番宣番組のくせに結構面白かったのでこういうゆるさがニコ生の良さだな、と改めて確認。そして、田原さんはやっぱりすごい。ここ1年くらいで田原さんのすごさを間近で学べて、自分にとってもとても良い経験になっている。

●19時過ぎにTOKYO MXに到着。ゴールデンアワーの打ち合わせ。21時から本番。今回のゲストはBPO青少年委員会委員長で教育学者の汐見稔幸さん。震災報道が子ども達に与える影響について。この話は面白かったな。プレイバックに再収録してもいいかも。

●終了後、赤坂でSさんKさんと会食。津田メディア津田マガについての相談。

●人に歴史あり。

■4/20(金)■

●お昼過ぎからメルマガ会議。

●15時30分にNHK入り。「特報首都圏」の収録。といっても、当日夜の放送なのでほとんど生放送と同じようにカットなしの収録で、なかなか緊張感のある放送だった。

●終了後メイクルームでメイクを落としてたら、メイクルームの脇でスタッフたちが(たぶん俺がメイクルームでメイク落としてるのを気づかずに)俺の話をしていて、それはまあ肯定的な内容で良かったんだけど、否定的な内容だったら落ち込んだだろうなーと思ったりした。人の噂って怖いですね。

●出演したときのパフォーマンスという意味でいうと、生まれて初めて地上波で経験もないのに生放送の司会をやらされた2010年4月15日の「ノイタミナ」特番のときはホントに酷かった。

●何が酷かったのか。俺に経験がなかったってこともあるけど、実質30分足らずしかないのに、台本が詰め込まれ過ぎで絶対に30分に収まりきらない内容で、当時の俺はテレビの段取りがわかってないから、最初から台本通り進行していくと足りなくなる。ゲストは東浩紀さん(@hazuma)と白田秀彰さん(@RodinaTP)と水島精二さん(@oichanmusi)で、コンテンツについて議論するって話だった。実は生放送の前にUstでこの議論をしていて、そっちはつつがなく司会進行を進めることができたんだけど、テレビの方はホントにそれがうまくできず、台本には流れをぶった切って東さんに変な質問しなきゃいけなくなって、それで東さんは東さんでムッとして「そんな質問今されても答えられねーよ」的な話をして、おいおいおい的ムードになり、どうすんだこれと思ったら、高河ゆんさんからの手紙を読んでって件をしなきゃいけなかったんだけど、スタジオのモニターが俺からめっちゃ遠くて文字がまったく読めなくて、俺視力1.5あるのにそれでも読めないからどれだけ遠いんだよって話なんだけど(手元に印刷した紙が置いてあるわけでもなかったのでモニター見なきゃいけない)、読めないから放送事故っぽい感じになっちゃって、ようやくモニターが近づいてきてかろうじて判別できるようになったので、読み始めたら途中で切られてホントに最悪な結果になった。今なら「あ、すみませんちょっとモニターの文字遠くて読めないので近くに寄っていただけますか」的話をして、時間見ながら要旨だけ話すとかもできたけど、段取りがどうなのかとかそういう説明も一切されていなかったので、何もできなかった。実際ほぼ放送事故のような放送になってしまってプロデューサーのところには、お偉方からお怒りのメールが止まらず、終了後長電話していた。

●しかも台本に書かれていたからCM前に「一旦CMでーす」とタモさんと同じ台詞を言ったら、みんなそれをツイッターやら何やらでバカにしてきた。ホントにムカついた。全人類殺すと思った。

●俺も責任は感じないこともなかったけど、台本酷い、打ち合わせ足りない、モニター読めないとかスタッフの不備が大きな原因であったので、どちらかというと被害者意識の方が強く、もう二度とテレビ出るかバカ! とか思うトラウマ的体験であったわけなんだけど、それでも「ここまで酷い体験させられたのなら、これを生かして次回の糧にしなきゃ」という気持ちも強く出てきて、その後こういうあからさまな失敗はしてないので、まあトータルで見れば一番最初の経験がこれというのは自分にとっては良い経験だと今は思うようにしている。

●終わってみればすべて良い思い出です。

●そして、テレビ局でされる「人の噂怖い」という話の流れだったわけですが、実はこの放送のとき、当時前職にいたメルマガスタッフ香月(@kskktk)が副調整室にツイッター拾い要員としていたんですね。そこで副調整室の人たちが俺が失敗するたびに(というか、失敗する要因を作ったのはテレビの現場であるにも関わらず)ボロクソに俺のことを言っていたらしく(手紙を最初から読んだら「あー時間ないのに最初から読んじゃったよ。バカか!」みたいな)、そういうやりとりを香月経由であとで聞くこととなったので、よりテレビに対する不信感が増したという。皆さん人の、人の噂はどういう形で伝わるのかわからないから気をつけましょうねって話ですね。

●テレビって怖いですね。

そんな俺が今NHKで毎週レギュラー持ってるって不思議なものです。

●まあNHKは段取りが「そこまでやらなくてもいいだろ」ってくらいしっかりしてるから、ノイタミナのようなバタバタが起こるわけもないんだけど。

●そしてもはやこれは日記ではなくなってきたな……。

●17時過ぎにNHKを出て代々木上原のJASRACに向かう。17時30分からJASRAC菅原理事長とドワンゴ川上会長とニコニコ超会議の打ち合わせ。

●打ち合わせ後、「おくの細道2012」で商業音楽を使っている部分があり、それの著作権処理をしなければいけなかったので、野方さん(@miraist)と相談。

●打ち合わせ終了後近くのそば屋で食事。1杯だけ付き合い、浅草橋のリナックスカフェに向かう。

●19時から「ラジオデイズ」の本番。今日のゲストは社会学者の開沼博さん(@kainumahirosh)。

●福島県が現在置かれている状況を中心に、なぜこうした問題に興味を持ったのか。今後、福島を語るということがどうしていけばいいのか、という話をした。なかなかほかのメディアではしにくい話ができたんじゃないかと思う。

●渋谷に移動してスマイキーさんと会食。ドロップシッピングで注目されている「もしもドロップシッピング」(http://www.moshimo.com/)の実藤裕史社長(http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/president/20090824_309396.html)がゲストで来ていて、いろいろな話を聞いた。いろいろなエピソード持ってる人で面白かったので、本メルマガで、本メルマガならではの切り口で近いうちインタビューしようと思います。

■4/21(土)■

●午前11時に起床。日本橋浜町のドワンゴに向かう。

●12時過ぎにドワンゴ入り。13時からニコニコ超会議もんじゅ君案件のミーティング。夕方までかかった。

●終了後、小嶋(@mutevox)と、「おくの細道2012」やニコニコ超会議を手伝ってもらっている金田浩樹さん(@Hiroki_KANEDA)と軽くメシ。

●「おくの細道2012」の音楽は著作権だけでなく、原盤権処理をする必要が出てきた。調べてみると原盤権の管理などはソニー・ミュージックパブリッシング(SMP)がやってるっぽいことがわかる。幸い大竹健社長とは面識があったので、電話&メールをして、問い合わせ。

●ニコニコ超会議を前に、最悪の場合、先行販売ができないという可能性が出てきた……。

●どうやらこの会社は抱えているタスクが多すぎるようだ。

■4/22(日)■

●午後起きてメルマガ。一日中作業してた。

●24時過ぎにTBSに到着。

●「文化系トークラジオLife」に出演。今日のテーマは「動員とマネタイズ」。久しぶりにたくさんしゃべった。ここまでしゃべったのは2009年11月の「Twitterはじめました」という回(http://www.tbsradio.jp/life/2009/11/20091122twitterpart1.html)以来かも。そのときは『Twitter社会論』を出したばかりだったのでたくさんしゃべった。今回は『動員の革命』出したこともあったのでたくさんしゃべった。どうやら俺は書籍を出したときしか本気出してしゃべらないんじゃないか説が浮上してきた。

●終了後次回の打ち合わせ。帰宅したのは8時過ぎでしたとさ……

■4/23(月)■

●昼過ぎに起きて出社&ミーティング。

●14時から集英社「kotoba」取材。

●終了後、ニコニコ超会議のオープニングビデオ撮り。

●社内ミーティング。決めなきゃいけないこと多すぎ。

●18時過ぎに新宿紀伊國屋サザンシアターに向かう。

●19時から猪瀬直樹東京都副知事と対談。

●……のはずなのだが、公務(橋下大阪市長との会談)により、到着が15分遅れ、前回サザンシアターで東浩紀さんと対談したときのように230人の観客の前の中で一人語りをするという希有な体験をした。

●もっとも東さんは25分遅刻したんですけどね!

●猪瀬さんとの対談は思った以上にいろいろ深い話が聞けた。『言葉の力』は震災直後に発売された本だったんだけど、ツイッターは日本語の訓練になるといった話や、興味深い話がたくさん入っていてとても楽しい本だった。対談もそれをベースに猪瀬さんのソーシャルメディア論や日本語論、読書論などが聞けてお客さんの満足度も高かった様子。

●会場に来られなかった人のために、本メルマガプレイバックにこの対談も収録したいと考えております。

●終了後サイン会。サイン会に時間がかかり、21時30分から始まる次の予定に間に合わなくて焦る。

終わってエレベーター降りて焦って車に飛び乗ろうとしたら車がなく、5分くらい待たされる。ただでさえ遅れているのだから、手配をきちんとして乗車場所を確保しておくのがマネージャーの仕事だろうに……と残念な気持ちに。

●次の予定は「Oil in Life」。中野のJUNSスタジオに着いたのは22時で既に金谷ヒデユキさん(@kanaya_hideyuki)がライブを始めていた。

今回のゲストは金谷ヒデユキさんに加えて元いいとも青年隊の岸田健作さ
ん(@KensakuKishida)。岸田さんは最近自らのホームレス体験を語った本を
出版されてて、そのへんの話を聞く。

●金谷さんも岸田さんも芸能界でスターダムにのし上がったあと、そこから
大きく道を変え、今またマイペースで活動を続けている。人間万事塞翁が馬を
感じさせてくれる不思議な回だったな。

■4/24(火)■

●午前5時30分頃起床。新幹線で高槻に向かう。

●高槻キャンパスに到着し、客員研究室で仕事。

●10時40分からジャーナリズム実習。togetterの具体的使い方を教えつつ、テーマの選定方法などを教える。

●まだtogetter使ったことない、という生徒がいると思えば、京都で起こった無免許運転の事故への反応をジャーナリズム的視点でうまくまとめている生徒もいて、驚く。センスあるヤツは、結構何でも最初からできちゃうんだよね。今時の大学生はすごいよ。

ちなみに俺のジャーナリズム実習の授業は4クールに分かれていて、1クール目がtogetterを使ってまとめを作る、2クール目が何か特定の項目の情報を調べてWikipediaを更新する、3クール目がインタビュー原稿を作る、4クール目がルポ原稿を作るという流れにした。

●お昼休みは研究室で授業準備。

●13時からの3限「ネットジャーナリズム論」のテーマはメディアリテラシー。みんな一所懸命ノートを取って必死に聞いているのだが、途中「パワポはあとで配布するよ」と言った途端教室がざわつきはじめてうるさくなった。出席取ってない授業で、パワポも配布するということになると、いよいよ授業が荒れる気もするので配布するかどうかは悩みどころ。配布はレポート終了後とかにしようかな、とも思いつつある。

●授業終了後東京に戻る。新幹線の中で仕事するも、いつもはつながるUQWi-Fiがつながらずストレスに。

●品川からヒルズに移動。18時40分頃J-WAVE入り。

●20時からJAM THE WORLD。今日のゲストは『さよなら!僕らのソニー』を上梓した立石泰則さん(@yasunori10514)。自分が興味ある分野でもあるので、楽しくお話できた。

●番組終了後NHKの密着ドキュメント用のコメント録り。最後に「あなたにとってツイッターとは?」というベタな質問をされて「知らねーよ!」と思いつつ、大人なので適当に答えた。もはや答えを覚えていないので、それくらいどうでもいい回答だったのではないかと推察している。

●その後、HELLO WORLDのコメント録り。

●コメント録り後、急いで麻布十番の「こま」に。FRaU誌の連載1周年&今後の壮行的な意味合いの会食。実はこの店は2回目だったんだけど、とても良いお店だったので再訪を喜ぶ。前回は日本酒を中心に楽しいひとときだったけど、今日は今日で楽しかった。

●FRaU連載担当Fさんの身の上話を聞きつつ、「このデジタル日記でFRaUの話がいつも一行で終わってる」というクレーム?を受けたりしながら、弊社の話を中心にいろいろ盛り上がる。

●今週もめまぐるしい一週間でした。

 

最終更新: 2012年4月25日

ブロマガ

ドワンゴが運営するテキスト配信プラットフォーム。津田大介の「メディアの現場」をメルマガとブログ形式の両方で読めるほか、ブロマガ会員限定のニコニコ生放送「津田ブロマガ eXtreme」や生放送を文字起こしした特別号外も楽しめます。

ブロマガで「メディアの現場」を購読するにはこちらをクリックしてください。

  • 決済方法:クレジットカード、docomoausoftbankのケータイ払い
  • 特典:会員限定ニコニコ生放送、特別号外、会員限定動画

夜間飛行

「受信箱に、本が届く」をコンセプトに、テキストコンテンツならではの読み応えのある記事を厳選して配信。通常号のほか、夜間飛行の企画・制作による津田大介インタビュー記事「津田大介の『メディアの現場』特別号外」を月に一度お届けします。

夜間飛行で「メディアの現場」を購読するにはこちらをクリックしてください。

  • 決済方法:クレジットカード、WebMoneyPayPaldocomoauのケータイ払い
  • 特典:特別号外(月1回)

まぐまぐ

言わずと知れた老舗メルマガスタンド。ユーザー(会員)数、著者数ともに圧倒的な多さを誇るので、複数のメルマガを併読したい人に最適。メールの送信容量に制限があるため、津田大介の「メディアの現場」は数回に分割してお届けします。

まぐまぐで「メディアの現場」を購読するにはこちらをクリックしてください。

  • 決済方法:クレジットカード決済
  • バックナンバーを低価格で購入できる。

タグマ!

PC、スマートフォン、タブレット……と、マルチプラットフォーム対応のサービス。コンテンツを会員制ウェブサイトとして閲覧できるので、津田大介の「メディアの現場」を好きな時に、好きなデバイスで楽しみたいという人におすすめです。

タグマ!で「メディアの現場」を購読するにはこちらをクリックしてください。

  • 決済方法:クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込み(pay-easy)、docomoauのケータイ払い
  • 特典:渡辺文重コラム(週1回)
メルマガスタンドとは?
メールマガジンを発行するサービスのこと(ここではプラットフォームも含みます)。メルマガスタンドごとに提供するサービスの特徴や支払方法、特典が異なるため、ご自身に最適なものを比較・検討のうえ、ご購読ください。